梅干し

梅干しを毎日食べている人と、そうでない人を比べた研究によると、毎日梅干しを食べている人にはアレルギー症状が少ないそうです。
これは梅干しに含まれるにおい成分「バリニン」が関係しているようです。
たくさん食べる必要はなく、1日1個で十分です。

れんこん

この子には食物繊維ほか、ポリフェノール、タンニンなどが豊富に含まれています。
ポリフェノールは植物の色素成分。抗酸化作用があるので花粉症をはじめ、アレルギー疾患にも良い影響があるそうです。
タンニンもポリフェノールの仲間ですが、こちらには炎症を抑える作用や、のどの痛み、鼻水を抑える作用があるそうです。
さらにれんこんは花粉を攻撃する物質の発生を抑えて花粉症を起こりにくくするだけでなく、起こってしまった症状をやわらげてくれるという報告もあります。

③逆に食べないほうがいいやつ

花粉症の人が食べると花粉症を悪化させたり、別のアレルギー症状を引き起こしたりする恐れのある食べ物もあります。
この子たちです。

トマト

スギ花粉症の人がトマトを食べると唇が腫れたり、のどがイガイガすることがあります。
これを口腔アレルギー症候群（OAS）といいます。
これはスギ花粉に含まれるたんぱく質と、トマトに含まれるたんぱく質が似ているために起こる現象です。
このたんぱく質は熱に弱いので、加熱すると症状がでないこともあります。
このような症状が出た場合は、その原因の食べ物は避けるようにしたほうが無難です。

メロン、スイカ

イネ科植物の花粉症がある人はスイカ、メロンでもOASが起こる場合があります。
これらの果物を食べたときに唇が腫れる、口の中がピリピリする、のどがイガイガするなどの症状が出た場合はイネ科の花粉症やOASの疑いがあるので病院で調べてもらい、原因となる食べ物は避けましょう。

ジャンクフード

おいしいからとついつい食べてしまう、ジャンクフード。
この子たちはトランス脂肪酸を多く含んでいます。
成分表示でいうと、マーガリン、ショートニング、食用植物油、加工油脂などに多く含まれます。
スナック菓子やファストフードの多くはこれらが使われています。
週3回以上ファストフードを食べている子供は喘息やアレルギー疾患になりやすい！といった研究もあるので、花粉症をなんとかしたい！アレルギーを何とかしたい！と思っている人は少しずつジャンクフードを控えていきましょう！