こんにちは!
健康食品研究員のタナベです!
みなさんビタミンは取れていますか?
女性は特に健康のためにも、美肌のためにも、積極的にビタミンを摂った方が良いと言われています。
しかし、食事からはなかなか摂取できないのが現状です‥( ;∀;)!
今回は「ビタミン」についてお話しさせていただきます!
ビタミンって何?
ビタミンというと、まず“活力”とか“健康”をイメージする方も多いでしょう。
実際に、ビタミンの「ビタ」(VITA)は、「生命」とか「活力」を意味する言葉で、生命に不可欠な物質という意味をこめて、名づけられました。
まさに、三大栄養素である脂肪、糖質、たんぱく質などとともに人間が生きていくうえで必要不可欠な栄養素の一つなのです。
体の中でビタミンは三大栄養素の代謝を助ける働きをしており、ミネラルと並んで微量栄養素といわれます。
それがないと体という“機械”がスムーズに働かない、いわば“潤滑油”のような働きをしているのです。
脂溶性ビタミン
ビタミンA
皮膚や粘膜を健やかに保ち、視覚に関わる色素タンパク質の生成、カラダの成長に関わっています。
ビタミンD
ビタミンDはカルシウムと関わりがあり、カラダづくりをサポートします。食品から摂取するほか、適度に日光に当たることで合成されます。
ビタミンE
ビタミンEは細胞膜に存在し、健康維持を助けます。さまざまな食品に含まれているため、極端に偏った食生活をしていない限り、不足することはほとんどないといわれています。
ビタミンK
ビタミンKは、血液凝固や骨の健康維持に関わっています。食事から摂取するほかに、腸内細菌によっても合成されます。健康で一般的な食生活をしていると、ビタミンKが不足することは稀です。
水溶性ビタミン
ビタミンC
ビタミンCは、皮膚や粘膜の健康維持に関わり、植物性食品からの鉄の吸収を促進するほか、カラダの中の酸化還元反応に広く関わっています。加熱調理によって失われやすいことが特徴です。
ビタミンB1
ビタミンB1は糖質代謝などの補酵素として働き、エネルギー産生に深く関わっています。ビタミンB1の摂取量が減少したり、糖質中心の食事が継続した場合は、ビタミンB1不足の症状が起きる可能性が高くなるといわれています。
ビタミンB2
ビタミンB2は、糖質、脂質、タンパク質のエネルギー代謝や脂質代謝の補酵素として働いています。
ビタミンB6
ビタミンB6は、体内でタンパク質、アミノ酸代謝に深く関わるほか、赤血球のヘモグロビンの合成や皮膚や粘膜を健やかに保つ働きをしています。
ビタミンB12
ビタミンB12は、食品中のタンパク質と結びついており、アミノ酸や脂肪酸の代謝の補酵素として働いています。また、赤血球の形成に関わっています。
ナイアシン
ナイアシンは酸化還元反応に関わり、皮膚や粘膜の健康をサポートしています。食品から摂取するだけでなく、カラダの中でアミノ酸の一つであるトリプトファンから作られることが特徴です。
パントテン酸
パントテン酸は補酵素の材料として、エネルギー代謝に関わっています。
葉酸
葉酸はDNAやRNAの合成、アミノ酸の代謝などに関わっています。妊娠前からの葉酸摂取が推奨されており、胎児の発育を助けるビタミンです。
ビオチン
ビオチンは糖新生や脂肪酸合成に関わっています。一般的な食生活をしている場合は、不足することはないといわれています。
※ ビタミンC以外はまとめて「ビタミンB群」と呼ばれることがあります。
いかがでしたか?
私は昔「20歳を超えたらビタミン剤を飲まなきゃ!」と言われたことがあります。
ただただビタミンのサプリメントを飲むより、1つ1つの役割を知ったうえで、サプリメントを取り入れたいですよね。
今の自分に足りていないビタミンはありますか?
良かったら、自分の日々の生活を振り返ってみてくださいね♥♥