オーガニック野菜、オーガニック食品など、私たちの周りにはオーガニックという言葉が多いですね。コロナで自炊やお家で健康に気を使うことも定番となってきたこの時代に、オーガニック商品やオーガニックの材料を使った食品類も再注目されています。

この記事では、

・オーガニックの定義とは?

・オーガニック、有機、無農薬の違いと特性

この2点に絞って解説しています。オーガニックや有機、無農薬の違いについても解説していますので、再認識することで今後の食生活に生かしていきましょう。

オーガニックって何?定義についておさらい

オーガニック野菜、オーガニックコーヒーなど、名前にオーガニックのつく食品って多いですよね。中には、サプリのパッケージにオーガニックや有機などの文言が書いてある場合もあります。

このように、私たちが口にするものでオーガニックや有機、無農薬などの記載があるものは多いです。

しかし、どこがどう違うのか把握しているか?といえば、良く分かっていないかも…と感じます。

まずはオーガニックの定義からおさらいしてみたいと思います。

オーガニックとは、 農薬や化学肥料に頼らない方法のこと。陽の光と水と土、そして生物など自然のを生かした農林水産業や加工方法の事を指す。 

オーガニックは、ただ人間に良いというわけでなく、他の動植物や環境にも配慮している方法です。

オーガニックの目的は、水汚染、土壌汚染、大気汚染から環境を守り、健全な食物連鎖を守り、人間の健康を守ることです。化学的な農薬や肥料を使わず作っているのがオーガニックです。

オーガニックとは、意味・目的があり、地球に生きる者すべて、そして地球自体に優しい方法なのです。

では、オーガニックと有機、無農薬の違いはなんでしょうか?

事項で詳しくみていきましょう。



オーガニックと有機と無農薬の違いと特徴とは?

体に安心!と言って、オーガニックや有機、無農薬とパッケージに書かれている食品や化粧品たち。

これらはどのような違いがあるのでしょうか?

有機とは?

結論から言うと、有機はオーガニックと同じ意味です。実際基準があります。

現在、日本において、国がオーガニック基準(有機JAS規格)を決めているものは全部で4種類です。

①有機農産物②有機加工食品③有機畜産物④有機飼料

上記は栽培時の方法や使用可能な肥料、製造方法、使用可能な食品添加物などの公的基準となっています。

国内でオーガニック基準を定めていないものも存在します。それは、

水産物、コットンなどの繊維、コスメなど

これらの品物は、表示責任者が、有機、またはオーガニックの根拠を持って表示しています。

とくに近年、オーガニックという言葉は、モノだけでなく、住居や音楽にも使われている現状です。これは、オーガニックつまり健康や環境への配慮が、食べ物以外にも関心が深まっていることを指します。

例えばオーガニック野菜、有機野菜がありますが、これらを名乗る基準があります。

有機JASの代表的な基準を挙げると、

・堆肥などで土づくりを行い、種まきまたは植え付けの前2年以上は禁止された農薬や化学肥料を使用せず栽培する

・栽培中も禁止された農薬や化学肥料は使わない

・遺伝子組み換え技術は使わない

このような基準があります。

安心できる栽培方法といえますね。とはいえオーガニックや有機の表示に関しては、よく確認し納得の上で購入するのがおすすめなのです。

無農薬とは?

無農薬はその言葉のように、完全に農薬を使わないという意味です。

オーガニック野菜、有機野菜は基準内のものであれば使用することは可能ですが、無農薬は一切使用していません。そのため管理が難しく、一般的なものに比べると虫や害虫を取り除く作業が発生するからです。価格が高めなのはそれが理由なわけです。

無農薬は特別栽培農産物と表示されることもあります。これは無農薬と同じですが、消費者にとっては伝わりにくいかもしれませんね。



まとめ

オーガニックと有機、無農薬についてお伝えしてきました。

栽培方法や基準には有機JASというものがあり、オーガニックや有機についてはルールが定められていることが分かりました。

今は自然栽培や自然農法と呼ばれるものもあり、自身の健康に気を遣うだけでなく、環境や自然を大事にすることにも注目が集まっています。

品物を購入するときは、パッケージに書かれている文言はチェックして購入するようにしましょう。

それでは。



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