どうも、代謝が良い方の研究員、森です。
前回ご紹介した糖質カットダイエット、お手軽で効果もしっかり実感できるいいダイエットなのですが、どんなものにもデメリットは存在します。
今回はそんな「糖質カット」のデメリットをご紹介していこうと思います。
糖質制限のデメリット集
①低血糖による頭痛とか眠気
糖質制限中のデメリットとしてまず挙げられるのは、頭痛・眠気・めまい・だるい・イライラ・思考力の低下などです。この原因は、厳しい糖質制限によって「低血糖症」を引き起こしている可能性が考えられます。大前提として、糖質は脳のエネルギー源となる栄養素です。
厳しい糖質制限ダイエットによって糖質量(グルコース/ブドウ糖)が極端に減ってしまうと、脳の機能が落ちてしまい、その結果「低血糖」特有の症状が出てしまいます。
過度な糖質制限は絶対NG
そもそも糖質は人間が生きていく上で必要な栄養素。
けして糖質=悪いもの、というワケではありません。
糖質制限しすぎて低血糖症を引き起こさないためにも毎日必要最低限の糖質量を摂取る必要があります。厚生労働省によると、基礎代謝量を1,500kcal(1日)とした場合、最低原必要な糖質量はおおよそ100g(1日)とされています。
急激に糖質制限を始めると低血糖症になりやすいため、突然糖質制限ダイエットを始めるのではなく、徐々に1日の目標量に近づけてくよう心がけたほうがいいです!
②便秘になるかも?
糖質制限中に陥りがちなのが「便秘」
この原因の大半は糖質制限による食物繊維不足や水分不足です。
糖質制限中に減らす炭水化物には糖質だけでなく食物繊維も多く含まれています。
食物繊維は野菜に多く含まれていますが、食物繊維を多く含む根菜類などは糖質量も多いため、糖質制限中は避ける方が多いハズ…
つまり、糖質制限中は意識して食物繊維を摂取しないと便秘に繋がってしまうのです!
さらに、糖質制限で減らすご飯や麺類は調理の際に多くの水分を含みます。
炭水化物を減らして野菜やタンパク質中心の食生活になってしまい、摂取する水分量が減りやすくなるのも、便秘に繋がってしまいます。
便秘というデメリットを避けるためにも水溶性食物繊維をしっかりと摂りましょう!
もちろんたっぷりの水分も大切です!
水溶性食物繊維を多く含む食べ物は、わかめなどの海藻類や、納豆などの大豆製品が代表的です。
また、ご飯は白米に大麦や玄米を混ぜて炊く、パンは全粒粉パンやライ麦パンに切り替えるだけで、食物繊維の摂取量がアップします。
しかし!大麦、玄米の糖質量は白米とあんまり変わらない
ので、食べる量には注意してください。
お手軽で始めやすい「糖質制限ダイエット」ですが、正しいやり方をしないと様々なデメリットもあります。
正しい糖質制限を行っていればデメリットを回避しつつ、効果を実感できるはずです。
まだまだ特有のデメリットもあるのですが、それはまたの機会にご紹介させてもらおうと思います。
それでは!トランキーロ!正しい糖質制限で結果にコミット!