こんにちは!
健康食品研究員の田辺です!
はたらくお母さんへ。毎日水仕事などおつかれさまです。
私も看護師時代に一処置につき2~3回手洗いしていたので、手荒れの毎日でした。
みなさん、こんな手荒れに悩まされたことはありませんか?
私も、10年近く悩まされているのが「汗疱性湿疹」です。
もしかすると、同じ病気で悩まされている方も多いのではないでしょうか?
汗疱性湿疹(かんぽうせいしっしん)
汗疱性湿疹とは、2mm~数mmの小さな水ぶくれ(水疱)が、手足の指、手のひら、足の裏に多発します。水ぶくれ同士がくっついて大きくなり、炎症を伴うこともあります。
かゆみや痛みを伴うこともあり、皮膚をかくことで水ぶくれが破裂して、びらん(ただれ)が生じることもあるんです。自覚症状がないこともあり、気が付いたら水ぶくれができていた、ということも少なくありません。
経過として、皮膚をかくなどして悪化させない限り、2~3週間で水ぶくれは自然と破裂し、鱗屑(りんせつ:皮膚表面からはがれ落ちるくず)となってはがれ落ちていきます。
汗疱性湿疹の治し方
① 経過観察
症状が軽い場合は、2~3週間で水ぶくれは吸収され、自然と改善されていきます。
治療ではありませんが、症状が軽く、かゆみもなければ、ヘパリン類似物質配合の保湿剤の使用をおすすめすることがあります。
皮膚表面の角質を軟化させて汗の排出を促すことで、より早い改善が期待でき、再発防止にもなりますよ。
② ステロイド軟膏を塗る
水ぶくれがつぶれて炎症を起こしていたり、水ぶくれが大きくなっていたりする場合は、ステロイド外用薬(塗り薬)で治療します。
ステロイドと聞くと「効果が強すぎる」「あまり使わない方が良い」というイメージがありますが、強さにもランクがあるので、ぜひ専門医の診察をおすすめします。
いかがでしたか?
汗疱性湿疹は、完治するまでとてもしぶとく、痒くなくなったからと言って、軟膏塗布をやめてしまうと、私のように10年近くも付き合っていかなくてはいけなくなりますよ(@_@)!
毎日の手洗い→保湿を徹底していきましょう(*^▽^*)!