こんにちは!健康食品研究員のタナベです!
まだまだ梅雨の時期が続きますが、ちょっとずつカラっと暑い日が多くなってきた気がします。
前回の記事では、梅雨時期の臭い対策についてお話しさせていただきましたが、今回は一転して「紫外線対策」についてお話しさせていただきます!
紫外線って何?
暖かくなるにつれて、日に日に強くなる紫外線・・
「何となく肌に悪いという話は聞いたことがあるけど、詳しくは知らない」という方も多いのではないでしょうか?
私たちが日々浴びている太陽光は、波長により「紫外線」「可視光線」「赤外線」に分かれます。「紫外線」は目に見える可視光線よりも波長が短いのが特徴で、地球に届く太陽光の約6%を占めると言われています。
「赤外線」に地球を暖める作用があるのに対し、人に対して、たるみ・しみ・そばかすの原因になるのは有名な話ですが、体内でビタミンDを生成するといった化学的な作用を持つのが特徴です。
正しい紫外線対策を教えて!
肌に強い影響を及ぼす紫外線。浴びすぎることがないように、こまめなケアが必要です。
まずは、「そもそも紫外線に肌をさらさないこと」が何より大切です!
外出時に日傘を差したり、大きめの帽子・サングラスを身に付けたり、少しでも紫外線が直接当たらないように工夫してみましょう。
続いて、日焼け止めの防止効果についてですが、「SPF」と「PA」の2つの数字で記載されているのは、ご存知ですか?
SPF(エスピーエフ)
SPFはUV-Bの防止効果を示す指標です。
SPF○○と表示され、○○の数値が高いほどUV-Bを防ぐ効果が高いことを表しています。
数値には2~50の幅があり、50以上は50+と表示されます。
数値は、「何も付けていない素肌に比べ、日焼けが始まるまでの時間を何倍に伸ばすことができるか」を意味していて、「○○時間の効き目がある」ということを示しているわけではありません!
例えばSPF10は、素肌が20分で日焼けしてしまうのに対し、日焼けを200分まで引き伸ばすことができる、ということを意味しています。
PA(ピーエー)
SPFがUV-Bの防止効果を示すのに対して、PAはUV-Aの防止効果を示します。
「PA+」や「PA+++」と表示され、+が多いほど効果が高いことを表します。
PA++++ | 極めて高い効果がある |
PA+++ | 非常に効果がある |
PA++ | かなり効果がある |
PA+ | 効果がある |
以前は「PA+++」までしかありませんでしたが、UV-Aを防ぐことの重要性が増してきたこともあり、2013年に「PA++++」が追加されました。
短時間の買い物や散歩あれば、「SPF10/PA+」でも紫外線を防ぐことができますが、真夏の海など、明らかに日焼けするとわかっている場所にいくのであれば、「SPF50+/PA++++」の日焼け止めを持っていったほうがいいでしょう(‘◇’)ゞ!
またここで大切なのが、日焼け止めの重ね塗りです!
少し面倒でも2~3時間おきに塗りなおすようにしてください。
もちろん、ウォータープルーフでも塗りなおしは必要です!
衣服との摩擦や汗・皮脂によって落ちてしまうことがあるので、定期的に重ね塗りをしましょう。
これから夏のシーズンです!
旅行で海や山に行かれる方も多くります!
特に海!しっかり日焼け対策をして、美肌ケアを頑張りましょう!