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いつの間に?!厄介なコバエ対策!

いつの間に?!厄介なコバエ対策!

さて、当ブログではモリンガについての記事が盛り上がっていますが、植物を育てていると
割と高い確率で植木鉢やプランター周りをブンブン飛び回っているアイツに悩まされたことはないでしょうか?

そう、コバエです!

人間に害はない虫ですが、一生懸命育てている花や植物の周りで飛び回っている光景を見ると不快ですね。
当ブログのスタッフもモリンガの芽が出て喜んでいましたが、さっそくコバエの洗礼を受けているようです。。

植木鉢の周りにゴミや腐った枝葉は置いていないハズなのに、どうしてこのコバエは発生してしまうのか??
今回は、コバエが発生する原因や、植木鉢やプランターにコバエを寄せ付けない、
誰でも簡単にできる駆除方法をご紹介いたします。


植木鉢やプランターに発生するコバエとはどんな虫なの?

コバエとは、小さなハエの総称です。

コバエと言う種類のハエがいるわけではなく、キノコバエ、ショウジョウバエ、ノミバエ、など
様々な種類のコバエが存在します。それらをまとめてコバエと呼んでいる、というわけです。
花や観葉植物で発生しているのは、主にキノコバエというコバエです。
体長は1~2mm程度なので、網戸や壁の僅かな隙間でも簡単にすり抜けます。
キノコバエは湿気が多く薄暗いところを好みます。
植物の土に生える菌類や茎から栄養を摂取して繁殖するので、観葉植物や花の苗を購入した時には
もうすでに土の中に卵が産みつけられている事があり、発生を完全に防ぐことは難しいのです。
さらに、繁殖スピードは他の生物と比べ物にならないほどの速さ。
卵は土の上に産み付けられてから最短で半日~3日でふ化し、1週間で成虫となり、
3、4日が経過すれば成虫は産卵を始めます。
つまり、卵を産み付けられてから1週間程度もあれば成虫に育ち、
次の週には仲間を増やすことができるということですね。。
コバエは体が小さいため寿命は短いですが、驚異の繁殖スピードで仲間を増やし続けられるのです。

しかも、コバエは交尾を必要とせず、メスのみでどんどん卵を産み続けることができます。
たった一匹存在するだけで、数週間経てばコバエまみれになってしまう、ということです。。
とにかく、コバエの群れを発見したら速やかに駆除作業を始めましょう。

植木鉢やプランターにコバエを発生させない方法はあるの??

水の与え過ぎはダメ!

植木鉢やプランターの土がいつも濡れている状態だと、
コバエが発生しやすい環境につながってしまうのと同時に植物にも悪影響です。
室内に置かれている植木鉢やプランターは土の乾燥まで時間がかかることが多く、
表面は乾いているように見えても土の中はまだまだ湿っているのです。
また、水のやりすぎは植物の根腐れを起こす原因にも繋がります。
土の中に指や割りばしを挿して、土の中がしっかり乾いている状態であれば水やりをしましょう。

有機肥料の与え過ぎにも注意!

コバエは栄養が豊富な有機肥料が混ぜられた土が大好きです。
有機物が多いと、コバエが卵を産むために大量発生しやすくなってしまいます。
家庭用の生ゴミ処理機で生成した堆肥や、米のとぎ汁が特にコバエの大好物です。
お店で買った土には堆肥や有機質の肥料等が配合されている事が多いのですが、
水のやりすぎで常に有機物が濡れている状態だと、
ジメジメした環境が大好きなコバエが湧きやすくなるのです。

風通しの良い場所に移動

キノコバエは気温が30度で湿度が70度ほどになると活発的になると言われています。
なので、梅雨時期はキノコバエの最盛期と言われているのです。
室内の温度、湿度はなるべく冷房などで調整し、
植木鉢に水をあげた後は風通しの良い場所に移動させ、土を乾燥させましょう。
これだけでコバエの発生を防ぐことができます。
早く乾かしたいからといって、いきなり直射日光の下に置くのはNGです。
植物はいきなり強い太陽光に晒されると葉や茎が弱ってしまったり、
最悪の場合、枯れてしまう可能性があります。

防虫ネットが効果的!

室内で鉢植えしている場合は、防虫ネットが効果的な場合もがあります。
苗全体を1mm以下の防虫ネットで覆うことで、コバエの侵入を防ぐことができますよ。


コバエの効果的な撃退方法はあるの??

最初に思い付く方法!殺虫剤!

コバエは僅かな隙間から侵入できるほど小さいため、完全に駆除するには時間がかかります。
家の中を飛び回っているコバエにはスプレータイプの殺虫剤
土の中に潜り込んでいる卵や幼虫を駆除するためには土に混ぜるタイプの殺虫剤がいいでしょう。
植木鉢やプランターに飛び交うコバエを見張っている時間なんてないよ!という方は
置き型タイプの殺虫剤も販売されています。
こちらを検討してみてはいかがでしょうか?

 

 

植木鉢やプランターの土ごと交換する!

水やりを適度にしても、風通しの良い場所においてもコバエが減らない。。
そんな場合は植木鉢やプランターの土を丸ごと交換してみるのも良いかもしれません。
コバエの卵が産みつけられた土を入れ替えることで、発生源ごと駆除しまう方法です。
土の種類によっては清潔で無菌なものも販売されているため、虫が発生する確率はぐっと下がります。
植え替えの時期としては、秋以降は植物の成長が遅くなり根が伸びにくい時期に入ってしまうので、
時期が悪いと根が十分に鉢内に広がらず、弱ってしまうことがあるので注意が必要です。
植え替えるなら春から夏の終わりぐらいまでの季節がベストです。

見た目は最悪!粘着系トラップ!

粘着力を利用してコバエを捕獲するアイテムが販売されています。
植木鉢やプランターの土の上にセットするだけで、勝手にコバエがトラップに引っかかってくれます。
ですが、トラップに引っかかった大量のコバエの死骸は、なかなか衝撃的な光景なので、
虫が苦手な方にはおすすめしません。。


話題のめんつゆトラップは効果なし!

SNSで紹介され、その絶大な効果からネット上では非常に話題となった駆除方法です。
容器にと同じ量のめんつゆを入れ、その中に食器用洗剤を数滴入れるだけで完成です。
コバエの体は水をはじくように油で覆われていますが、食器用洗剤に含まれている界面活性剤を浴びてしまうと
水をはじくことが出来なくなり、そのまま溺れて死んでしまうそうです。
この方法は殺虫剤を買う事なく、身近な日用品と調味料で撃退できるところもおすすめポイントなのですが、、、、

今回の主役キノコバエには、ほぼ効果ありません!

効果があるのはコバエの中でも、ニオイの強いものを好むショウジョウバエだけです。
それ以外のコバエ、例えばノミバエやチョウバエにも、めんつゆトラップは効果がありません。
適した場所に設置しても、コバエがめんつゆトラップにかからない場合は、ショウジョウバエでない可能性が高いです。
また、めんつゆトラップはショウジョウバエだけではなく、
食べ物全般を好むゴキブリも寄せ付けてしまうので注意が必要です!


まとめ



さて、今回はコバエを寄せ付けない、誰でも簡単にできる駆除方法をお話しさせていただきました。
植物を育てていると、どうしても悩まされる害虫問題ですが、
土の植え替えや駆除剤などで簡単に追い払うことが出来る事がお判りいただけたかと思います。
ですが、コバエの異常な繁殖力の前に完全な駆除はなかなか難易度が高いです。。

粘着系トラップで数を減らし、残った数匹を殺虫剤のスプレーで駆除、
最後に植木鉢やプランターの土を丸ごと植え替え!
という作業を同時にやってしまうのが殲滅への近道ではないでしょうか。

上記の方法を参考にしながら、コバエの繁殖しやすい季節でも難なく乗り切って、
快適にお家の中で観葉植物やお花を楽しんでくださいね。